飲みたくて飲みたくて震える

意識低い系の某サービス業従事者の日々のこと。たまにグルメブログも書きたい。

M専用

「M専用」

 

自己紹介もかねて。

 

実は私、聴診器を使う職業についてます。ええ、ご想像の通りイメクラのボーイ…とかじゃないですすいません。

 

ある日、オラオラ系の上司に「おう(デブ)、○○さんの音聞いとけ」との指示が。

その患者さんは感染症があり、肺の病気も併発していたため肺の聴診をしなくてはならなかったのです。

その日は結構忙しく、あわあわと自分の聴診器を握りしめ病室へと向かいました。

 

病室へ入ろうとしたその時。

「ちょっと!先生!これ使いなさいよ!!」

 

後ろを振り向くと、部屋担当のおば、もといお姉様看護師が聴診器を手渡してきました。

え?聴診器はもうあるんだけど…あ、そうか「私の聴診器使って♡」的な?

ああ、(デブ)先生に近づきたい!けど私の思いが伝わらない!(デブ)先生に聴診器貸しちゃえ!的な?

でもそれが許されるのは同年代では松田聖子くらいですよおば、いえお姉様。

 

そんなお姉様の純情を無下に断るのも悪いので、優しい私は受け取ってあげました。

 

しかし、その聴診器を見るとそこには目を疑う文字が書いてありました。

 

「M  専  用」

 

はっ?

 

「M  専  用」

 

何故、ばれた。

 

いえね、付き合いが長い人だったり一緒に飲み会したとかならわかると思うんですけどね。

来て数か月の職場で、しかもビジネスライクな付き合いしかしていないのに!

長い看護師生活でその人がSかMか瞬時に判断することができるようになったというのか!それによって看護方法も変えていったりしてるんですねきっと!

「100号室のAさんはドMだからリハビリは女王様口調で」とか申し送ってるんでしょうか?なにそれ僕もその病棟入院していいですか?

 

そもそもM専用聴診器ってどんな聴診器なんでしょうか。

ない頭を振り絞って考えてみました。

①聴診器からお姉さんの罵倒が聞ける→素晴らしいが肺の音が聞けない。

②聴診器が低温ろうそくでできている→耳ふさがるかやけどして自分が患者になってしまう。

③聴診器が鞭にもなる→使うのは自分なので逆。

 

というわけで、以上のことを数秒間で考えながらも(嘘)

M専用が何かわからず失意のまま病室を後にしたのでした。

 

ネタばらしをすると、「M」って某感染症の略語というか隠語なんです。

 

でもさー。「M専用」って書かれるとなんかM的にはロマンがあるじゃん。

M専用病棟、とかM専用体温計、とかM専用注射針、とか!!(ちなみに全部実在します世の中怖い)

 

なんだか初めからすごく字面が汚いブログになってしまいました。

昔、mixiでこんな感じの日記を書いてたことがありますが久しぶりでこれで公開して大丈夫なのか(内容は全然大丈夫じゃない)とても不安なのが率直なところです。

 

だれか見るんでしょうか、これ…。